ICONIA TAB A700のストレージ容量は16GBと32GBと、モデルによって異なる。ネット閲覧やたまにアプリを楽しむ程度なら16GBでも十分。ゲームなどのアプリを大量にダウンロードしたり、内蔵ストレージにHD動画や高精細な写真を保存するなら、32GBモデルを選ぶべきだろう。16GBモデルと32GBモデルで価格差が約5,000円しかないので、32GBモデルのほうがお買い得だ。それでも容量が足りない場合は、microSDカードやUSBメモリを外部ストレージとして利用すればいい。

本体右側面には、microSDスロットとMicro HDMI端子。カバーを外すと、microSD/microSDHC対応のメモリカードスロットが現れる(写真右)

インタフェース類は標準的な構成だ。本体右側面にはmicroSDスロットとMicro HDMI端子を用意。左側面には電源ボタンとヘッドホン端子を配置している。さらに本体上部にはボリュームキーとスクリーンロックスイッチ、本体下部にはMicro USB端子といった構成だ。

左側面には電源ボタンとヘッドホン端子を配置

本体上部にはスライド式のスクリーンロックスイッチとボリュームキー

本体下部にはMicro USB端子

Micro USB端子は電源コネクタとしても利用され、付属のACアダプタを接続して充電する。USB機器を利用する場合は、別途付属の変換アダプタを利用しよう。

付属の電源アダプタ。本体下部のMicro USB端子に接続して充電する

付属のUSB変換アダプタ。Micro USB端子に接続することで、一般的なUSB-A端子のUSB機器を利用できる(ICONIA TAB A700が対応するUSB機器。USBメモリなどUSBマスストレージクラスのUSBデバイスはほとんど使える)

ネットワーク機能としては、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth2.1+EDRに対応。内蔵センサーは、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー、電子コンパス、GPSを搭載している。

少々気になるのはGPSの精度だ。Android機器ではおなじみの問題ではあるが、GPSを試してみたところやはり実際の位置から大きく外れてしまった。地図ナビゲーションを参照していると目的地にたどり着けない場合もあるので、GPSを利用する際は十分注意したい。

実際には駅構内にいるが、GPSで現在地を調べると80mほど離れた場所が認識された

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