撮影モードは、フルオートに相当する「シーンインテリジェントオート」のほか、プログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出、ストロボ発光禁止、クリエイティブオート、ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ、夜景ポートレート、手持ち夜景、HDR逆光補正の14モードに対応。

このうち、新搭載された「手持ち夜景」では連写した4カットの自動合成によってブレの軽減ができ、「HDR逆光補正」では露出をずらしながら連写した3カットの合成によって、白とびや黒つぶれを抑えられる。

天面のモードダイヤルでは、14種類の撮影モードを選択できる。中央部にはステレオマイクを装備する

動画記録サイズの設定画面。動画のマニュアル露出やカメラ内での簡易編集機能にも対応する

動画は、最大1,920×1,080ドット/30pのフルHD記録をサポートする。記録形式はMOVで、コーデックはMPEG-4 AVC/H.264。従来はモノラルだった内蔵マイクはステレオに強化され、録音レベルのマニュアル調整に新対応した。

画像にエフェクトを加える機能としては、クリエイティブフィルターを搭載。絵画風に加工する「油彩風」と「水彩風」を新搭載し、計7種類に対応。撮影後にエフェクトを加え、元画像を維持したまま別途保存できる。

内蔵されたレンズデータによって色収差を自動補正する「色収差補正」を新搭載する

再生機能としては、フォトブック作成やBGM付きスライドショー、レーティングの設定、リサイズなどを搭載

クリエイティブフィルターの作例。上段左から順に、油彩風、水彩風、ジオラマ風。中段左から、魚眼風、ラフモノクロ、ソフトフォーカス。下段はトイカメラ風

編集部注:今回のレビューは、製品化前のβ機を使用しております。