「VALUESTAR W」シリーズには、3D対応ディスプレイを搭載した上位機種の「VW970/HS」も存在するが、今回紹介する「VW770/HS」は、ディスプレイがフルHDの23インチ スーパーシャインビューLED IPS液晶になっている以外、他のスペックについては全く同一。インテルIntel Core i7-2670QM(2.20GHz、ターボ・ブースト時最大3.10GHz)のクアッドコアCPUと8GBメモリ、3TBのHDD、BDXL仕様準拠のBlue-rayディスクドライブを搭載し、Windows 7 Home Premium SP1 64ビット版を採用したモデルとなっている。
インタフェースを見てみると、まず本体前面にUSB 2.0ポートが2つと、SDHC/SDXCカードとメモリースティック デュオを利用できるデュアルメモリースロットが配置されている。デジカメで撮影した写真の保存など、人によってメディアスロットやUSBポートに、頻繁に利用するため、アクセスしやすいポジションにあると使い勝手が大きく向上する。左右の側面にもUSB 2.0ポートが2つあるほか、マイク入力やヘッドホン出力を配置。
本体背面にはさらにUSB 3.0ポートが4つと、HDMI入力端子が2つ、HDCP対応のHDMI出力端子を1つ備えている。また、D4端子など拡張性はもちろん、ゲーム機器や外部モニターとの接続性に配慮している。
また、ディスプレイの高さ調整を行う支柱部分にはYAMAHAの「SR-Bass(エスアールベース)」技術が搭載された8Wのサブウーファーが内蔵されており、本体前面のステレオスピーカーと組み合わせることで、クリアな中高音域と厚みのある低音域を実現している。
地上・BS・110度CSデジタルの3波対応チューナーを3基搭載しており、2番組を同時録画しながらさらに別の番組を視聴可能。色調補正や斜め線のジャギー補正、ノイズ低減などを行う高画質化回路「彩りプラスex」も搭載し、テレビの視聴に最適化された鮮やかな映像も得られるようになった。
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