撮影モードは、オートからマニュアルまでの9モードに対応。モードダイヤルはなく、トップメニューから撮影モードを選んで切り替えるようになっている。ビギナー向けのモードとしては、シーンの自動認識が働く「インテリジェントオート(おまかせiA)」や、基本はフルオートでありながら、必要に応じて自分好みの明るさや色合いに調整できる「インテリジェントオートプラス(iA+)」モードが用意される。この2つのモードは、天面に設けられたiAモードボタンのワンタッチで素早く呼び出せる。
天面のiAボタンを押すと、選択中のモードを問わず素早く「おまかせiA」または「iA+」モードに設定できる |
撮影モードの状態で画面左上をタッチすると、この撮影モード選択画面が表示され、9モードを選択できる |
また、新機能として「シーンガイド」モードを搭載。「水面をキラキラ撮る」「夜景をクールに撮る」「スイーツをかわいく撮る」といった23種類の撮影シーンをサンプル写真を見ながら選べるモードだ。ワンポイントアドバイスやシーン別の撮影手順なども表示できる。
動画の記録形式は、AVCHDおよびMP4の2方式に対応。どちらも1,920×1,080のフルHDで記録できる |
「Fn1」ボタン、およびタッチパネル上の「Fn2」「Fn3」アイコンには、好きな機能を割り当てられる |
写真に味付けを加える機能として、「クリエイティブコントロール」を搭載。「レトロ」や「トイカメラ」など従来からある6種類に、新しい効果として、コントラストを強めつつ階調を広く描く「インプレッシブアート」や、発色を意図的に崩す「クロスプロセス」など8種類を追加。各効果の度合いや色合いを調整することもできる。
そのほか、階調の再現域を広げる「iDレンジコントロール」や、デジタル処理によって細部の解像感を高める「超解像」、背景のボケ具合を画面で確認しながら設定できる「ボケ味コントロール」などの機能を備えている。連写は最大4コマ/秒で、動画はフルHD記録に対応。動画の記録形式は、AVCHDおよびMP4の2つから選択でき、内蔵マイクはステレオ録音となる。