さらに2015年以降には、携帯市場規模が1億5,000万に達し、その時点でシェア10%、契約数1,500万が「必達のターゲット」(千本会長)で、この時点でドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3事業者に並ぶ「メインストリームキャリア」になることが目標だ。
「LTEを世界最高、最速のモバイルブロードバンドに成長させたいと強く思っている。新しいブロードバンドライフを提供し、後から振り返って、2012年が変化の節目だと思い出してもらえる年にしたい」。千本会長はそう意気込みを語っている。
現時点でEMOBILE LTEのサービス開始日、確定した料金プラン、サービス内容などの詳細は明らかにされていない。今後、改めて発表する予定だ。
なお、同社では通常の端末としてAndroid 2.3を搭載し、下り最大14.4Mbps、上り最大5.8Mbpsに対応したスマートフォン「Dell Streak Pro(GS01)」も発表している。1.5GHz駆動のデュアルコアCPUを搭載し、4.3インチのスーパー有機ELディスプレイ、ワンタッチでテザリングを利用できる「Pocket WiFi」ウィジェットなどを採用しており、3月8日から発売する。
さらに国内で初めて無線LANルーター機能を内蔵したUSBスティック型データ通信端末「Stick WiFi(GD03W)」も3月8日から発売。PCに接続して通常のデータ通信端末として利用できるほか、無線LANルーターとしても利用でき、最大5台の無線LAN対応端末を接続してインターネット接続が可能になる。
PCのUSBポートに接続するほか、ポータブルバッテリーにUSB接続したり、付属のUSBポート付きコンセントを利用することで、無線LANルーターとして利用することができる。下り最大21Mbps、上り最大5.8Mbpsに対応する。
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