シンプルな星マークから飛び出す「S-Bar」
直販メーカーのPCといえばシンプルでユーティリティ類などは何も入っていないのが当たり前、という印象もある。しかしNDシリーズには「S-Bar」というランチャーが組み込まれている。
ランチャーアプリはたいていデスクトップに常駐しているが、その置き方がなんともスマートだ。Windows標準の壁紙を使っていると上部が濃い水色で左下に向かって明るい色のグラデーションになっているが、その濃い部分の中央に紺色の星が1つ浮かんでいるのだ。白い縁取りのある角の丸い星が飾りのようにぽつりあるだけで、ぱっと見ただけでは気づかなそうなほど邪魔にならない。
この星にポインタをあてると、くるくると星が回転して「S-Bar」が表示される。最初に表示されるのは「Config Fn」を先頭にしたグレーと白のアイコン群だ。このうち左側にある白ベースのアイコンはサブメニューをもっており、このアイコンをクリックすると右側にサブメニューが表示される。たとえば「アクセサリ」をクリックすると、ペイントやDVD書き込み、検索、電卓などが並ぶ。元のメニューに戻りたければ一番左の「Fn」と書かれたアイコンをクリックすればよい。
表示されているメニューエリアの外にポインタを移動させると、また星がくるくる回りながら現れる。上部にバー状に表示されているタイプのものより、意図せず触ってしまうことが少なそうだ。