「通知」タブおよび「除外」タブは、それぞれの名が示すとおりバックアップに関する通知と、バックアップ対象とはしないファイルの選択を行うための設定箇所である。前者はバックアップ先の空き容量がひっ迫した際の通知や、バックアップ処理に関する通知をメールで送信するための機能。後者は一時ファイルやアプリケーションのバックアップファイルなどのバックアップ除外対象を拡張子単位やパスで指定するというものだ。いずれも適切な設定を行おう(図13~14)。
設定後は「設定をデフォルトとして保存する」にチェックを入れてから「OK」ボタンをクリックすることで、設定内容が次回以降のバックアップ処理に適用される。少々長くなってしまったが、通常のバックアップ操作であれば、基本的に設定を変更する必要はない。バックアップデータの冗長性を高め、利便性を向上させたい場合のみチェックすれば十分だ。
ディスクバックアップダイアログの画面に戻り、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックすれば、バックアップ処理が始まる。従来の「Acronis True Image Home」シリーズと同じく、メイン画面に進捗状況は表示されるものの、バックアップ処理自体はバックグラウンドで実行されているため、メイン画面を閉じても処理は継続されるので安心して欲しい。完了を示すメッセージが表示されれば、バックアップ完了となる(図15~18)。