成熟した付属ソフト類

PCからMG6230を使う場合、入り口となるランチャー的なアプリケーションとして「CANON SOLUTION MENU EX」が用意されている。プリントやスキャン、サポートやサービスまで、このアプリケーションから操作できる。

良く使うと思われる「フォトプリント」は、プリント用のアプリケーション「Easy-PhotoPrint EX」を呼び出す。Easy-PhotoPrint EXでは、写真/アルバムレーベル/名刺/カレンダー/シールなどを作成できる。作りたい物を選択してメニューに沿って進めていけば、ほとんど迷うことなく進められる。ここではカレンダー作成を例に紹介しよう。

CANON SOLUTION MENU EXの「フォトプリント」画面。選択肢はEasy-PhotoPrint EXを起動して作成できるものと同じ。「フォトプリント」から進めても、「アプリケーションの起動」からEasy-PhotoPrint EXを起動しても良い

カレンダーにカーソルを持っていくと左のフレームにメニューが表示される(写真左)。ページ設定でデザインや大きさ、向きなどを選択し(写真中央)、カレンダーに貼り付ける画像を選んで左のメニューで編集を実行(写真右)

編集では配置した画像やカレンダー部分の大きさなどを調整。独自にテキストを入れることもできる(写真左)。最後に印刷時の用紙や品質、部数を決めて印刷(写真右)

また、汎用的に使うプリンタドライバは、5つのタブに分かれているが、印刷に関する設定は「クイック設定タブ」でほとんど足りる。用紙の種類/サイズ/品質/給紙方法などを設定するほか、「よく使う設定」にユーザー設定を登録できるため、「基本設定」タブがいらないくらいだ。「ページ設定」タブには分割ポスターや割り付け印刷といったレイアウト、「特殊効果」タブにはイラストタッチや単色効果が用意されている。一部はクイック設定に吸収されているが、ここにしかない設定も多い。

使いやすいプリンタドライバのクイック設定タブ。特殊なエフェクトをかけるのでなければ、ここだけでほとんどの設定ができる

こちらはスキャナドライバ。拡張モードタブにすると、主に画質面に関して非常に細かい設定が行える

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