続いて紹介するのが、タブレットを起動するとすぐに表示される「ランチャー」機能を紹介する。
IdeaPad Tablet K1を起動すると一番に最初に目に入るのが、地球のアイコンの周囲に並ぶ4つの「ランチャー」だ。ランチャーは「メール」「見る」「聞く」「リーディング」の4種類用意されており、それぞれをタッチすることで、割り当てられたアプリケーションを起動することができる。初期設定では、「メール」はGmail、「見る」はギャラリー、「聞く」は音楽再生、リーディングはブックリーダーを起動することができる。地球のアイコンは、インターネットに接続可能。また、ランチャーのサイドに設置されたねじ巻き歯車とスライダのアイコンは、端末の設定画面を開くことができる。
機能的には、通常のショートカットアイコンと同じだが、タッチ面が広いので、確実に目的のアプリケーションを起動することが可能だ。なお、これらのランチャーは、起動するアプリケーションをユーザーが指定することも可能となっている。
このランチャー機能を活用することで、「よく使う機能」を素早く立ち上げることができる。搭載アプリケーションをすべて表示させたり、小さく押しづらいショートカットアイコンをホーム画面に作成しないでも、簡単に目的の機能を利用することが可能だ。
画面下部のステイタスバー中央に表示される吹き出しアイコンもランチャーと同様の機能を搭載する。アイコンをタッチするとあらかじめ選択した登録したアプリケーションが画面に表示され、そのまま起動することがきる。アプリケーションは最大6つ登録できる |
このほか、GmailやTwitterやFacebookなどのソーシャルの新着情報を閲覧できる「Lenovo Social Touch」も搭載。同機能は、ホーム画面に設置されたウィジェットから、新着情報を閲覧でき、各アプリケーションの書き込みも行える。さらに、レノボ独自のアプリマーケット「Lenovo App Shop」も利用可能だ。同マーケットは、Lenovoアカウントを取得すれば利用できる。
レノボ独自のもの以外のプリインストールされるアプリケーションも豊富。You TubeやGoogleマップナビなどAndroid標準搭載のもののほか、Microsoft Office文書の閲覧や編集を行える「Documents To Go」やAngry Birds、Galaxy on Fire2などのゲームを端末購入後すぐに利用することができる。
なお、文字入力は「Go Keyboard」が標準搭載されている。Go Keyboardは多言語入力に対応したアプリで、日本語を選択することで、日本語入力が可能となる。なお筆者の主観だがGo Keyboardは、入力言語を簡単に切り替えて利用できるのは便利なのだが、表示されるキーのサイズ(標準状態)が小さいなど使いづらい部分も多かった。使い慣れたAndroid向け文字入力アプリがある人は、そちらを使ったほうがよいだろう。
イーモバイルの「Pocket WiFi」を使ってインターネット接続し、通常のWeb利用やYou Tubeなどの動画アプリケーションを一通り試してみたが、どれもひっかかることなく、快適に閲覧できた。また屋外でGoogleマップナビを使ってみた(同様の環境で)が、こちらも問題なく利用できた。