撮像素子には、従来機よりも高画素化した有効約1,610万画素のCMOSセンサーを搭載する。11月に登場する最上位モデル「NEX-7」の約2,430万画素には及ばないが、現状のAPS-Cサイズのセンサーとしては比較的高画素の部類となり、ディテールの豊富な画像を得られる。初期設定の発色はナチュラルでクセがない。クリエイティブスタイル機能によって、彩度とコントラスト、シャープネスを細かく調整することも可能だ。
感度はISO100~25600に対応。高感度画質は優秀でISO800くらいまでは十分に実用的だ。動画については、新たにAVCHD Ver 2.0をサポートする。最大1980×1080/60pで記録でき、60iや24pへの切り替えもできる。絞りや感度をマニュアル設定したり、エフェクトを加えることもできる。
トータルとしては、画質と操作性を高めた堅実なモデルチェンジといえる。そもそもNEXシリーズは、小さなボディにAPS-Cサイズの大きなセンサーを搭載した、いびつとも言えるユニークなカメラだ。一眼レフ機の「α」シリーズに比べて、操作性や拡張性では見劣りするが、気軽に持ち運べる小型軽量ボディがメリットになっている。そのコンセプトを維持し、初級ユーザーも視野に入れつつ、精一杯の高機能化を図ったのがNEX-5Nである。
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絞り優先AE(F5.6 1/800秒) 露出補正:+0.7 ISO100 ホワイトバランス:オート クリエイティブスタイル:スタンダード 焦点距離:16mm レンズ:「E16mm F2.8」 |
絞り優先AE(F5 1/1000秒) 露出補正:+1.0 ISO100 ホワイトバランス:オート クリエイティブスタイル:スタンダード 焦点距離:18mm レンズ:「18-55mm F3.5-5.6 OSS」 |
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絞り優先AE(F5.6 1/80秒) 露出補正:±0.0 ISO3200 ホワイトバランス:白熱灯 クリエイティブスタイル:スタンダード 焦点距離:51mm レンズ:「18-55mm F3.5-5.6 OSS」 |
マニュアル(F5.6 1/100秒) ISO200 ホワイトバランス:太陽光 クリエイティブスタイル:スタンダード 焦点距離:51mm レンズ:「18-55mm F3.5-5.6 OSS」 |
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絞り優先AE(F3.5 1/25秒) 露出補正:+1.0 ISO1600 ホワイトバランス:白熱灯 クリエイティブスタイル:スタンダード 焦点距離:27mm レンズ:「18-55mm F3.5-5.6 OSS」 |
絞り優先AE(F5.6 1/60秒) 露出補正:±0 ISO400 ホワイトバランス:オート クリエイティブスタイル:スタンダード 焦点距離:64mm レンズ:「18-200mm F3.5-6.3 OSS」 |
絞り優先AE(F5.6 1/5秒) 露出補正:+0.7 ISO800 ホワイトバランス:オート クリエイティブスタイル:スタンダード 焦点距離:26mm レンズ:「18-55mm F3.5-5.6 OSS」 |