Sandy Bridge対応のファンレスケース

久しぶりにファンレスケースが発売となりそうだ。ASKTechの「ZENO(NT-TX2000)」というMini-ITX用ケースで、サンプルがPC DIY SHOP FreeTに入荷。予価は32,800円で近日発売予定だ。

いかにもファンレスケースな外観。両サイドがヒートシンクになっている

バックパネル。ロープロファイルの拡張カードも利用可能だ

付属のCPUクーラーがヒートパイプでケースと繋がっており、両サイドのフィン(合計70枚)から放熱する仕組み。ヒートパイプながら、CPUクーラーはスライドさせて移動できるようになっており、ソケット位置が異なる様々なマザーボードに対応可能。CPUは65Wまで利用できるので(AMDは非対応)、Sandy Bridgeで無音PCを組むのもアリだ。

UFOキャッチャーのようにCPUクーラーを移動させることができる

フロント、トップ、サイドの各パネルはアルミ製。スリムタイプの光学ドライブ×1台と、2.5インチHDD/SSD×1台を内蔵可能だ。電源は搭載されないので、別途ACアダプタを用意する必要がある。

VFDパネル搭載のHTPC向けケース

OrigenAEからは、小型Mini-ITXケース「M10」が発売となっている。フロントにVFDパネルを搭載し、リモコンも付属するなど、ホームシアターPCの構築に適したモデル。スリムタイプの光学ドライブ×1台と、2.5インチHDD/SSD×1台が内蔵可能で、150WのACアダプタも付属する。PC DIY SHOP FreeTでの価格は27,800円。

フロントのVFDパネルには各種ステータスなどが表示可能

リモコンも付属する。離れた場所からでもPCを操作できる