ドコモでは、全日空のラウンジやプロント、TOHOシネマズの一部店舗で、期間限定ながら充電パッドを設置してユーザーが充電できるようにして、利用者層の拡大を狙う。提供期間や今後の展開については検討しているという。なお、ドコモではこのワイヤレス充電を「おくだけ充電」と名付けており、「おサイフケータイのように自由に使ってもらえる」(ドコモ)ブランドとして訴求していきたい考えだ。

ビジネス利用で人気のBlackBerry端末では、最新OSのBlackBerry 6.0を搭載した「BlackBerry Bold 9780」を提供する。さらに高速なWebブラウジングを実現するなど高機能化。本体下半分を占める打ちやすいQWERTYキーボードは健在だ。

OSがバージョンアップしたBlackBerry Bold 9780

充実したラインナップのiモード機やXi端末

そのほか、「iモード携帯では従来の良さを生かしつつ、よりデザインや機能を充実させた」(プロダクト部長・丸山誠治氏)としており、3D対応の「SH-10C」、光学式手ブレ補正搭載の「P-05C」などのラインナップを用意。さらに一部端末ではiモーションの最大容量を10MBから50MBに拡充し、大容量ファイルの送受信を可能にした。

さらに、「世界最小Window PC」という「Windows 7ケータイ F-07C」も用意。富士通のPCブランドである「LOOX」シリーズの新製品とされており、横スライド式のQWERTYキーボードを搭載した通常よりやや大きめのボディに、Windows 7 Home Premiumを搭載。フルのWindowsの機能を利用可能にした。さらにSymbianベースの「ケータイモード」も搭載し、Windowsとのデュアルブートをサポートした。

世界最小のWindows PC「F-07C」。このサイズでWindows 7が動作している