NTTドコモが5月16日に発表した新製品はスマートフォン9機種を含む24機種と多彩。ドコモの山田隆持社長は「選べる、使える、楽しめる。よりすぐりのスマートフォン」としており、主力はスマートフォンという位置づけとなっている。本稿では、続々と発売されてきているドコモの夏モデルの特徴を豊富な写真とともにおさらいしていく。

スマートフォン中心のラインナップとなったドコモ

9機種のスマートフォンで勝負を挑むドコモ

スマートフォンのラインナップの内、8機種はAndroid、1機種はBlackBerry端末であり、中心はやはりAndroid端末だ。Android端末はすべて最新OSのAndroid 2.3(Gingerbread)を搭載しており、BlackBerry端末も最新のBlackBerry 6.0を採用しており、OSに関しては現行の最新バージョンをカバーしている。

端末発表で、山田社長が最初に紹介したのはサムスンの「GALAXY S II SC-02C」。現行のドコモ主力端末「GALAXY S」の後継モデルで、今回のラインナップでは唯一のデュアルコアCPUを搭載。クロック数は1.2GHzで、高いパフォーマンスが特徴だ。液晶は4.3インチSuper AMOLED Plusディスプレイを搭載しており、「どんな場所でもくっきりとした鮮やかな画像が楽しめる」(山田社長)という。8.9mmのスリムボディにワンセグを搭載したハイエンド端末となっている。

デュアルコアプロセッサを搭載したハイパフォーマンスモデルのGALAXY S II。ワンセグも搭載した

MEDIAS WP N-06C」は、現行機種MEDIASのバリエーションモデルで防水機能に対応したもの。7.9mmという世界最薄の防水スマートフォンとなっている。おサイフケータイ、赤外線なども装備し、さらに家電ブランド「amadana」とコラボレーションしたカラーバリエーションも用意した。

薄型ながら防水に対応したMEDIAS WP。本体カラーは3色

本体カラーは3色