アウトドアでの利用を想定し、ウィジェットやアプリとして各種センサーを採用。方位だけでなく付近の山までの距離などを示すEARTH COMPASS、潮位計のSEA TIDEなどの機能を搭載している。画面オフ時にサイドキーを長押しすると特定の機能に素早くアクセスできる「G'zGEAR」などの工夫も随所に盛り込んだ。おサイフケータイ、赤外線通信も搭載している。

ロック画面に時刻だけでなくコンパスも表示

山までの距離と方角を表示してくれるアプリ

従来のケータイライクに操作できるスマートフォン

AQUOS PHONE IS11SH」は、一見するとコンパクトなフルタッチパネルを搭載したスマートフォンだが、縦方向のスライド式10キーボードを搭載。通常のフィーチャーフォンのように10キーや十字キーを使った操作が可能になっている点が新しい。

フルタッチパネルと10キー操作が可能な「AQUOS PHONE IS11SH」

田中社長は「(今後)スマートフォンがミッドレンジにも広がっていくと思う」という認識で、その中で「慣れた10キーを使いたいという要望を聞いている」ことから、10キーを搭載したスマートフォンを用意。3.7インチQHD液晶、3D液晶も搭載しており、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信といった日本独自の機能も盛り込んだ。

ほとんどの操作をキーボードから行えるようになっているが、タッチパネルも搭載しているため、タッチ操作も可能になっている。そのほか、フィーチャーフォンのスライドケータイでおなじみの着信時にスライドを開けると通話開始、閉じると通話終了という機能、ワンタッチデコレーションメールに変換できる「速デコ」も搭載している。

開けばフィーチャーフォンの操作性

閉じれば通常のスマートフォン

テキスト入力に便利なQWERTYキーボード搭載スマートフォン

QWERTYキーボードを搭載する「REGZA Phone IS11T」は、横方向にスライドしてフルキーボードが現れるタイプで、「使ってみると意外に使える」(田中社長)端末だという。東芝の液晶テレビ「レグザ」の超解像技術やノイズリダクションなどの高画質化技術を盛り込み、4インチFWVGA(854×480ドット)の大画面で美しい映像を楽しめる。DLNAに対応して、IS11T内の動画や画像を大画面テレビに出力できる。東芝のテレビやレコーダーを操作する「レグザ Apps コネクト」にも対応している。

QWERTYキーボード搭載の「REGZA Phone IS11T」

手に持ってみるとキーは小さいが、キー間隔は広く取られ、慣れれば打ち間違えは少なそう

本体背面

キーボードを閉じると普通のスマートフォンとしても利用できる

本体カラーは2色