超弩級CPUクーラー、その名は「スサノヲ」

サイズからは、久しぶりの超キワモノパーツが登場。「スサノヲ」という超巨大CPUクーラーで、なんと10cmファンを4つも搭載。普通のトップフロー型クーラーをそのまま2倍にでかくしたようなイメージ、と言えば分かりやすいだろうか。あまりにも大きく、取り付けには様々な制約があるために、同社では「上級者向け」と位置付けている。価格は9,000円前後。

クワッドファン搭載の「スサノヲ」。大きさはもはやマザーボードレベル

大きささえ気にしなければ、普通のトップフロー型CPUクーラーにも見える

ヒートパイプは6mm径を12本も搭載。フィンは2ブロックに分かれている

初心者お断り的な製品。「複数人での取り付け」などと恐ろしいことが書かれている

製品の大きさは、210×210×160(H)mm。トップフロー型なので、CPUだけなどというケチくさいことは言わずに、マザーボード全体を冷やせるようになっている。冷却ファンには「KAZE JYU」を採用。回転数は500~2,000rpm(ノイズレベルは9.42~37.69dBA)の範囲で可変となっており、背面ブラケットのファンコンで調整が可能だ。

水冷CPUクーラーの価格破壊

サイズからは、水冷CPUクーラーの「APSALUS 120」も発売となっている。CorsairのH70/H50と同様にメンテナンスフリーを謳ったモデル。同社からはすでに9cmファン型のAPSALUS 90も発売となっているが、新型のAPSALUS 120ではラジエータが12cmファン型に大型化している。価格は7,000円前後と、APSALUS 90よりも低価格。

新型の水冷CPUクーラー「APSALUS 120」(左)。発売中の「APSALUS 90」(右)よりも低価格で登場

価格が下がったのは、水冷ヘッドがアルミ製になったためと思われる。従来は銅ベースだった

オーディオのコーナーが拡充

クレバリー1号店では、2Fフロアのレイアウトを変更。特にオーディオ関連のコーナーが拡大されており、試聴用の環境も用意する。「普段使っているヘッドホンやいつも聴いているサウンドデータを持ち込んで、音源による違いを聴き比べて欲しい」とスタッフ。オーディオ製品は値段もピンキリなので、実際に試してから購入できるのは嬉しいところだ。

新たに設けられたオーディオ関連のコーナー。商品の品揃えも豊富

取材時にはまだ設置中だったが、試聴用の環境も用意