FMP7Scriptプロトコル

FM7Scriptプロトコルを使用すると、リモートのファイルまたはローカルのFileMaker Proファイルを、現在操作しているデータベースファイルから開き、そのファイルのスクリプトを実行することができます。

さらに別の使い方として、FMP7Scriptプロトコルは他のiOS用のアプリケーションと連携して処理を実行させることができるため、FileMaker Goにはない機能を拡張することができます。なお、プロトコルに指定されるファイル名は、大文字と小文字が区別されるため注意が必要です。

URL を開く [ダイアログなし; "fmp7script://~/TestB.fp7?script=message1"]

この記述では、URLが「fmp7script://～」となっているので、FMP7Scriptプロトコルにより「TestA.fp7」から「TestB.fp7」というデータベースファイルにアクセスします。そのパラメータとして「script=message1」を設定しているので、そのファイルに作成した「message1」スクリプトを実行します。

「TestB.fp7」ファイルの「message1」スクリプトを呼び出して実行する「FileOpen_TestB」(TestA)スクリプト

「TestB.fp7」ファイルに作成した「message1」スクリプト。画面にメッセージダイアログを表示するように指定されている

「FileOpen_TestB」スクリプトの実行結果。「message1」スクリプトで設定されたとおり、画面にメッセージを表示する