Colin McRae:DiRT 2(グラフ9)

Codemasters
http://www.dirt2game.com/

ここからはゲームテストである。ちなみに今回のゲームテストは(FF XIVを除く)全てのテストで解像度による変動も見ることにした。グラフ9がDirt 2の結果である。

このテストの場合、毎回AIが乱数によるプレイを繰り広げてくれるので、(ごく希にある)優勝とか、(それなりに頻繁にある)2・3位入賞の場合には(前を走る車の台数が少ない分)フレームレートが高め、逆に下位入賞だとフレームレートがやや低めに振れる傾向がある。一応全テストは3回づつ実施して平均値を取っているが、この程度ではカバー出来ない変動が起きると、Radeon HD 5870の様に「なんじゃこれは?」という結果になる。

こうした状況を加味した上でスコアを見てみると、意外に接戦というか、Radeon HD 6000シリーズが良いスコアを出していることが判る。特にXGAではRadeon HD 6850が最速という、あまり例のない結果になっており、またそこから高解像度に振っていってもそれほど大きくフレームレートが落ちない(Radeon HD 5770の落ちっぷりと比較するとこれが顕著)のは興味深い結果だ。