上松「ちなみに母里君が、エレガの中で一番目標にしている人って誰なの? サウンド的に」
母里「誰ということはなく、皆さんのいいところを聴いて、身に付けていきたいと思っています」
上松「じゃあ、一年やってみて、やはり一番好きなのは鍵盤?」
母里「キーボードは好きというより、身近な物として常に触っていたいという感じですね」
上松「それじゃあ、一番レコーディングしてみたい楽器は?」
母里「興味があるのはパーカッションとか……」
上松「意外なところに来たね(笑)」
――Elements Gardenといえば弦楽器だと思いますが、そのあたりは?
母里「弦楽器も録ってみたいですけど、もうちょっと修行が必要ですね」
上松「やっぱり弦は難しい?」
母里「まだ、もうちょっと手が出せない感じです」
上松「かつて弦のアレンジというのは、僕の師匠がいた頃は本当に触れない領域だったんですよ。もう先生が書くしかない。CDのクレジットにも必ず"Strings arranged by ○○"って名前が載るぐらい、本当に先生のお仕事だったんですよ」
――マエストロの領域ですね
上松「そうそう。でも僕は逆に、そんな風じゃダメだと思ってやってみたのが弦なんですよ。日々挑戦しながら伸びればいいと思っていたんですね。まあ、でも難しいよね」
――やはり弦楽器が目標になりますか?
母里「弦ももちろんですが、いろいろな楽器で録れるようになりたいですね」
――それでは第4弾に向けての豊富と、ファンの方へのメッセージをお願いします
母里「第4弾ではやはり自分の曲を1曲でも多く入れてみたいですし、またコーラスでも参加できたらいいなと思っています(笑)」
――味をしめましたね
母里「新人ですけれども、温かく見守ってください。来年の『Elements Garden IV』には、1曲でも僕の曲が入るように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
――それでは最後に上松さん、お願いします
上松「毎回"挑戦"、毎回"初心に帰る"というコンセプトがあるのですが、今回は"変化"というところを意識しています。何かを作っていくうえで、いつも同じことをやっていてはダメだと思うんですよ。必ず変化していきたい。『IV』に向けては、その変化が、タネをまくところから、芽が出て、花になっていく時期になると思うので、我々の変化というものもしっかりと見ていてもらえたらうれしいと思っています。我々もそれが皆さんの心にしっかりと届くように変化していきたいと望んでいます。Elements Gardenはまだ5年目なので、これからも皆さんの応援がないと成長できませんので、何とぞよろしくお願いします」
――ありがとうございました
タイトル | Elements Garden III -phenomena- | ||
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収録曲 | 全16曲 | ||
アーティスト | Elements Garden | ||
ゲストボーカル | 谷山紀章 | ||
発売予定日 | 2010年9月22日 | 品番 | KICA-1488 |
価格 | 3,000円 | ||
発売元/販売元 | キングレコード |