Android OS2.1には、タッチ操作に反応して動く「ライブ壁紙」という機能があるが、GALAXY Sでこれを設定すると、まるで3D画像のように立体的に見えるので、いろいろなライブ壁紙を試してみたくなるだろう。

13種類のライブ壁紙がプリインストールされている

「Applications」ボタンを押すと、プリインストールされているアプリ一覧を呼び出せる。Dockに設定された4つのほかに、32のアプリが内蔵されている。

メール、マップ、カメラ、電卓、ボイスレコーダーなどの定番アプリのほかに、FMラジオのアプリも内蔵しており、付属のイヤホンをアンテナにして聴ける仕様だ。「Aldiko eBook」という電子書籍ビューアー、「Layer」というAR(拡張現実)アプリも内蔵されているが、日本向けモデルの内蔵アプリは若干異なることだろう。

プリインストールされているアプリ一覧

FMラジオのアプリも内蔵

ボイスレコーダーの画面例

ミュージックプレーヤーの画面例

電話アプリは標準的な仕様

連絡先はTwitterなど他のアプリと連係でき、グループ分けもできるなど、使いやすい印象だ

iPhone向けの「iBooks」に似た電子書籍ビューアーも内蔵されている

大画面で高画質なので、地図の視認性も良い

サムスン独自のものとしては、ホーム画面にウィジェットとして設定できる「Dairy Briefing」が便利そうだ。あらかじめ登録した場所の天気、チェックしたい銘柄の株価、最新ニュースなどが自動更新され、一度に確認できるというもの。それぞれをタッチすると、それぞれのアプリに推移し、詳細な情報を確認できる。

Androidマーケットのほかに、「Samsung Apps」からGALAXY Sで使えるアプリやウィジェットを入手できるようになっており、日本版でも利用できると便利そうだと感じた。

サムスン独自のウィジェット「Dairy Briefing」の画面例

ウィジェットからワンタッチで選択したアプリを起動できる

「Samsung Apps」の画面