GALAXY Sは、NTTドコモのXperia、au(KDDI)のIS01などと比べると、やはり処理速度は速く感じられ、メニューの選択・実行がスピーディーに行え、ウェブページもサクサクと閲覧できる。
海外では年内にも最新のOS2.2(Froyo)にアップデートすることが報じられており、日本版も早い時期にOS2.2対応になるのではないかと期待できる。
CPUはサムスン独自の1GHzのものを搭載。内蔵メモリは筆者が使っているこの端末は8GBだが、16GBモデルも用意されている。また、microSD/SDHCカードにも対応している。
電源キーは右側面にあり、これを長押しすると起動する。起動時あるいは一定時間に操作をしない場合はタッチパネルにロックがかかり、画面をなぞることでロックを解除できる。左側面には音量調整キー、上面にはイヤホンコネクタとmicro USBコネクタを備え、micro USBコネクタにはスライド式のカバーが付いている。
ホーム画面は7ページ用意されており、自分がよく使うアプリのアイコンやウィジェットなどを貼り付けて自由にカスタマイズできる。なお、画面下の4つのアイコンはどのページを表示させても常に表示される「Dock」といえるものだ。
ディスプレイの下のホームボタンを押すことで、いつでもホーム画面に戻れる。ホームボタンの左にあるのはメニューボタンで、表示させている画面から行える機能を呼び出せる。右にある矢印のボタンは「戻る」操作に用いる。
ホーム画面の使い勝手は、従来のAndroid端末とほぼ同じだが、タッチ操作のレスポンスが速いので、軽快に操作できる印象だ。
GALAXY Sの特徴のひとつに、ディスプレイの美しさが挙げられる。サムスン電子が開発した「Super AMOLED」という最新の有機ELディスプレイが採用されているのだが、非常に明るく、メリハリのある画質で表示される。コントラストも高いので文字の視認性も上々だ。