レガシーな機器も活用できるシリアルポートやPS/2ポートも搭載
インタフェースは、多くのものが背面に配置されている、本体右側面にあるのは、光学ドライブ、マルチカードリーダー、マイクポート、スピーカーポート、USB 2.0ポート×2のみ。USB 2.0ポートが間にオーディオポートを挟むことで分離配置されているのは、周辺機器接続に便利だ。
背面のインターフェースは「モニター型スタンド」を取り付けた場合に、スタンドの影になる部分をできるだけ避けて左右に配置されている。背面から見て、右側にはアナログディスプレイポート、ディスプレイポート、LANポート、USB 2.0ポート×4が配置されている。こちらのUSB 2.0ポートは2個単位でまとめられているが、あまり取り外さないケーブルをつないで置くのにちょうど良いだろう。
右側には、電源ポート、シリアルポート、PS/2ポートが配置されている。PS/2ポートはオプションだ。いまどきシリアルポートやPS/2ポートが搭載されているモデルは珍しいが、企業向けであることを考えると過去に製作された専用機器の接続方法がシリアルである可能性などもある。また、PS/2ポートが存在することで、キーボードやマウスに不具合が出た時でも企業内に眠っている過去の資産を活用することで、急場をしのげることもありそうだ。
背面右側には、外部ディスプレイ出力ポート、ディスプレイポート、USB 2.0ポート×1、LANポートを配置 |
背面左側には、PS/2ポート×2、シリアルポート×1、電源ポートを配置。スタンドの影となるほぼ中央にセキュリティーキーホールがある |
標準で付属するキーボードとマウスは、ワイヤードのごく標準的なものだ。特徴といえば、黒いマウスのホイールボタンだけが赤くなっていることで「ThinkPad」シリーズ風のイメージになっていることくらいだろうか。利用感はどちらも良く、使っていて疲れることはない。オプションにはワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスが存在しないが、別売りの製品がある。よりすっきりした配線を目指したい場合には、購入時オプションでキーボードなしを選択し、こちらを利用しよう。