スキャンするには、USBケーブルを接続してトレイを開くだけで電源が入る。あとは用紙をセットし、本体のスタートボタンを押すだけでスキャンが開始される。
原稿スキャンには、付属ソフトの「CaptureOnTouch」を利用する。CaptureOnTouchでは、「おまかせスキャン」と「ジョブ選択スキャン」の2種類から選択でき、おまかせスキャンでは、スキャンする用紙サイズや解像度(dpi)、白紙をスキップして読み取るか、斜めに読み取られた原稿を補正するかなどの設定が行える。
ポイントとしては、本体のスタートボタンと連動し、設定したモードで読み取りを行ってくれる点が挙げられる。一度設定しておけば、あとは原稿をセットしてスタートボタン押すだけで、原稿を読み取り、指定のフォルダに保存したり、指定のアプリケーションに転送したりといったことが可能だ。
ジョブ選択スキャンでは、保存するファイル形式を変えたり、解像度を変えたり、保存するフォルダを変えたりといった設定を、10件まで保存できる。登録した設定を選択して、CaptureOnTouchから「スタート」を押すと、その設定で読み取りが行われる。1回ごとに設定を変更したいときに便利だ。