RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1(グラフ11、12)
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ということでRMMAの出番であるが、まずはRMMTを実施してみた。ちなみに従来だと、Threadあたり10MBの読み書きを行わせているが、Core i7-980Xでは1Threadの場合にL3キャッシュに収まってしまい、テストにならなくなったため、今回はThreadあたり20MBの読み書きとしている。
ここで発覚したのは、RMMTは最大8Threadまでしか対応していないこと。980X(noHT)の場合はこんな具合(Photo19)にサイズが6Thread分になるが、980Xの場合でも8Threadまでしか表示されなかった。
結果であるが、特にReadの場合(グラフ11)に980Xのスコアが伸びないのは、恐らく画面上で8Threadまでしか扱えず、この場合実質的には4コア分しか機能していないためではないかと思われる(グラフの伸び方を見ると非常に怪しい)。ただ、980X(noHT)の場合でも、微妙にピーク性能が975X(noHT)に追いついていないあたりは、何かしらボトルネックになる要素があると判断される。Write(グラフ12)はまだマシだが、それでも微妙に性能の低下があることは同じだ。