次に、G-Master Lanceの内部を見ていこう。まず、サイドパネルを外すとすぐに気がつくのだが、サイドパネルに設置されたファンがケーブルレスになっている。こちらは、ホットスワップに対応しており、PCの電源を入れたままサイドパネルを外すことも可能だ。さらにサイドパネルの内部には静音・防振パッドが内蔵されている。

サイドパネルを外すと、マザーボードなどの各種パーツが整然とレイアウトされており、ケーブル類は、ワンタッチで外せる結束バンドでキレイにまとめられている。またミドルタワータイプのケースを採用しているので、作業用スペースも十分確保されている。

G-Master Lanceの内部。サイドカバーは、手回しネジを3本外すだけで簡単に開けることができる

サイドパネルに設置されている230mm吸気ファンはケーブルレス。パネル内部に静音・防振パッドを内蔵する。こういった細かい配慮が心憎い

上面には200×200×20mmの排気ファンを搭載。天板部分はメタルメッシュ仕様になっている

背面には140×140×25mmターボ排気ファンを備える

ファンは標準で4基(フロント/リア/トップ/サイド)搭載。これに加えて、フロントに1基、拡張カード部に2基追加できる。最大7基のファンを搭載可能だ

底面には電源ファン用の吸排気口が設置されている

ドライブベイは合計12基。5.25インチベイが3基、3.5インチベイが7基、これに加えて、2.5インチベイを2基搭載しており、拡張性は十分だ。電源ユニットは、ケース底面に配置されている。

3.5インチベイは、HDD増設時にアクセスしやすいよう、サイド方向に設置されている。これに加えて、2.5インチベイも搭載する。表と裏にマウンターの追加なしでSSDを取り付け可能だ