さてここからは、「G-Master Lance」の実力を検証していく。まずはPCの"顔"とも言えるPCケースからだ。G-Master Lanceは、Thermaltake製の「VL10001W2Z Element G」を採用している。このケースは3つの大型ファンを搭載したミドルタワータイプで、フロント・トップに200mm、サイドに230mmのファンを搭載する。本体カラーはブラックで、大型ファンを活かした大胆なフォルムとサイドパネルに縁取りされたレッドのラインが特徴だ。3機のファンはそれぞれLEDが設置されており、レッド、グリーン、ブルー、Mixシングル、Mixフラッシュ、OFFの6パターンで発光する。LEDの発光具合は、下の動画で確認してほしい。

動画を見てもらうとわかるが、ファンの回転にあわせてLEDの光がゆらゆら動く。とくにMixフラッシュは大変賑やかな印象だ。こういったギミックは好き嫌いが分かれると思うが、筆者は"ゲームPC"らしくて大変よいと思う。

3基の大型ファンを搭載。LEDカラーやファンの回転速度は、フロントに搭載されたコントローラで操作できる

フロントパネル上部には、4つのUSBポート、マイク&スピーカー端子(HD Audio対応)を備える。LEDカラーとファンの回転数を制御できるコントローラも搭載する。フロントパネル下部には、サイコムロゴが配置されている