ソニーから2009年秋モデルとしてリリースされた「Windows 7」搭載のノートPC「VAIO X」は、かつてない薄さと軽さを両立したモバイル性の高い製品となっている。今回はソニーの真骨頂ともいえるデザイン部分と、ユーザーベネフィットについてレポートしていく。
主な仕様 [CPU] Intel Atom Z540(1.86GHz) [メモリ] 2GB [SSD] 64GB [ディスプレイ] 11.1型ワイド(1,366×768ドット) [サイズ/重量] 約W245×D120×H19.8mm 約655g [OS] Windows 7 Home Premium [店頭予想価格] 110,000円
ソニーらしさと理想を追求した誰もが欲しくなるPCとは?
本製品の開発にあたり、コンセプトとして第一に挙げられたのが「美しくPCを持ち歩く」ということ。これはノートPCとして原点であり理想論でもある難しい問題。VAIOの開発者たちは、「PCが紙のように薄く、軽くなったら」、そして「バッテリー残量を気にせず1日中使えるようになったら」などという、ノートPCユーザーなら誰しも考えているような理想を追求し、試行錯誤を重ねていった結果、ついにその夢が現実となるノートPCを完成させた。それがこの「VAIO X」なのだ。