地区大会が各地で順次開催中

さて、現在"ETロボコン"は、8月30(日)の北海道・東北地区大会を皮切りに、地区大会が順次開催されている。9月5日(土)・6日(日)には東京地区大会と九州地区大会、6日には北関東地区大会が行われた。

9月6日(日)に開催された、東京地区大会Bブロックのスナップ

新宿の工学院大学で開催された東京地区大会については筆者も開催2日目となる6日に取材した。東京の参加チームは北関東、南関東に分割してもなお最多だそうで、5日のAブロックと6日のBブロックで各日40チーム強が出走した。参加チーム一覧を見ても、有名企業やその系列会社が並ぶ他、大学、専門学校、高校、個人とバラエティに富んだチームが参加しているのが分かると思う。結果、A・B各ブロックから、"NXT"走行体総合上位4チーム、"RCX"走行体総合優勝1チームの5チーム、計10チームが11月のチャンピオンシップ大会への出場権を手にした。この詳細についてはまた追ってレポートをお届けしたい。

"NXT"競技1回戦、68番「F20」(アウトコース) VS 69番「科学の妖精」(インコース)
「F20」がトレジャーハントとゴールストップを成功させて完走、1分1秒5を記録(wmv形式 4.91MB 2分7秒)
"RCX"競技1回戦、74番「松浦LabRCX」(アウトコース) VS 75番「かめ4号」(インコース)
「かめ4号」はツインループに挑むがリタイア、「松浦LabRCX」はゴールストップ成功で0分44秒7を記録した(wmv形式 2.23MB 58秒)

競技会の終了後には、2時間のモデル(設計図)ワークショップも実施された

"NXT"走行体の倒立振子制御に関するレクチャーも

"RCX"と"NXT"それぞれに、競技部門とモデル部門、総合部門の上位3位を発表。表彰の後、チャンピオンシップ大会出場チームにエールが贈られた

その後、9月12日(土)・13日(日)には南関東大会も開催され、今週末の20日(日)・21日(月・祝)には関西地区大会、来週末の26日(土)・27日(日)には全国でもっともレベルが高いという東海地区大会が行われる。どの大会も見学は無料なので、興味を持たれた方は"ETロボコン"公式サイトで会場など詳細確認の上、ご近所の大会をのぞいてみて欲しい。