デザインなど
筐体は、直線ベースで、辺の角を落としたようなデザインだ。液晶部分と本体の端には、銀色のラインがあり、閉じたときに、きちんと閉まっているような感じがある。もしEeePC 1002HAEがベースであれば、筐体にはアルミが使われているはずだ。
なお、液晶部分を止めるラッチなどはなく、手前の少し出っ張っている部分に指をかけて、開くようになっている。液晶の角度は、無段階に変えることができる。適度な堅さがあり、一度開いたら、自然に倒れてしまうようなことはなさそうだ。
この機種は、バッテリを本体底面、手前、右側にはめ込むようになっているため、本体後部にコネクタが配置されている。イーサーネットやRGBコネクタが後部につながるというは、ケーブル取り回しの点で悪くない。ただ、本体後部にメモリカードスロットがあるのは、どうかと思う。本体側面には、USBコネクタ(左2つ、右1つ)とヘッドホン、マイク端子のみである。バッテリを底面に埋め込む形なので、おそらく基板形状からこのようなコネクタ配置になったのだと想像される。
また、後部には、排気のためのスロットがある。Atomプロセッサは、低消費電力ではあるが、ノートブック筐体に入れると、ヒートシンクを大きくできない関係で、冷却ファンが必須となる。1003HAGは、底面から吸気し、後部から排気する。場所の関係もあるのかもしれないが、排気音はほとんど気にならない。なお、ファンは、CPU温度などに連動した制御になっているようだ。