また、コントローラ等を開発するJMicronは、新型コントローラの「JMF612」を出展。8chに対応しており、DRAMキャッシュもサポートする。理論値では、リードが最大250MB/sec、ライトが200MB/sec程度になるとのこと。キャッシュメモリはDDR1またはDDR2が利用でき、キャッシュ容量はフラッシュメモリ容量に合わせて選択が可能という。インタフェースはSATAのほか、USBもサポート。
新コントローラの「JMF612」を採用した製品群 |
右上が「JMF612」のチップ。その左がキャッシュメモリでエルピーダの512Gb DDR2メモリが搭載されていた。その下は東芝のMLCとみられるNANDフラッシュメモリ |
SanDiskはSSD対HDDの性能を比較するデモンストレーションを行っていた。SSD側は2.5型を1基、対するHDDは3.5型でWesternDigitalのVelociRaptor×4台のRAID 0構成。比較のポイントは専有面積、質量、消費電力、動作音といった項目。結果はSSD側の圧勝だが、価格メリットではまだ逆転していないのだから、これではあまりにもHDDが可哀想にも感じる。