インタフェースは強力

Atom搭載のMini-ITXマザーボードながら、VGA、DVI、HDMIと豊富なグラフィックス出力を備える。このうち同時に出力できるのは2画面までで、DVI+HDMIのようなデュアルデジタル構成も実現可能だ。そのほか、ギガビットLAN、USB×6ポート、eSATA×1ポートなど、インタフェースは強力。ただし、拡張スロットはMini PCI Expressが1基のみとなる。

バックパネルのインタフェース。USBポートが多いのは嬉しい

ディスプレイは同時に2画面まで出力可能。組み合わせは任意だ

Mini PCI Expressを装備。デュアルコアAtom版では無線LANカードが付属

ストレージI/OにはSATA×3を用意(RAIDサポート)。IDEコネクタはない

メモリスロットが2基というのも、Mini-ITXマザーボードとしては特記すべきかもしれない。ここで1つ注意して欲しいが、前述のレビューで借用したIONリファレンス機ではDDR3メモリが採用されていたのに対し、この製品ではDDR2メモリが利用されている。価格的には現時点でそれほど変わらず、今後はDDR3の方が安くなることが予想される。この点は少し残念なところだ。

このメモリスロットはじつはDDR2用

IONリファレンス機はDDR3のSO-DIMMだった