光センサー液晶だけではなく、完成度の高いキーボードも本機の注目点だ。キーピッチは約17.5mmとA4ノートとほぼ同サイズを達成しており、スムーズにキー入力が行える。剛性も高く、力強くキーを押してもたわむことはないので、長時間でも安心して使える。

また、メインの液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプを採用し、さすがシャープと思わせる鮮やかさ。動画を楽しむのにピッタリだ。それだけに、ハイビジョン画質の動画再生が厳しいスペックなのが惜しいところ。実際に筆者がYouTubeで試したところ、普通の画質では問題なく再生できたが、ハイビジョン画質になると、コマ落ちが発生してしまった。液晶の表示が美しいだけにも、もったいない部分だ。

バッテリは4セルで、駆動時間は約3時間となっている

キーピッチは約17.5mmのキーボードは、配列にもクセがなく非常に使いやすい

そのほかの装備に目を向けると、液晶上部に130万画素Webカメラ、側面にUSB 2.0を3ポート、外部ディスプレイ出力(D-Sub15ピン)、10/100BASE-TX有線LAN、SDメモリーカード/メモリースティック/xDカード対応のメモリカードスロットを搭載。ワイヤレス機能は、IEEE802.11b/g対応無線LANとBluetoothを備えている。

左側面には外部ディスプレイ出力とUSB2.0が2ポート、右側面にはメモリカードスロットや有線LAN、ヘッドホン出力、マイク入力などが備わっている

文庫本との大きさ比較。ネットブックとしては多少大きめだが、そのぶん使いやすくなっている