子供連れのファミリーにもぴったり
日ごろ多忙な方には、ちょっと奮発して高級リゾートに宿泊し、ホテル内でゆったり過ごすというプランを紹介したい。これから紹介するホテルは、各国料理のレストランやスパに、ビーチ、ゴルフ場、さらには様々なアクティビティプログラムが用意されている。ホテルから出なくとも存分に南国リゾートを満喫できるので、小さな子供連れのファミリーにもオススメの滞在方法だ。
シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート & スパ コタキナバル
まずは、コタキナバル国際空港から車で10分ほどの場所にある「シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート & スパ コタキナバル」。南シナ海が臨める湾に立地し、約3万坪の庭園に囲まれた同リゾートは、全495室で全室プライベートバルコニー付き。全室シービューのタンジュン・ウィング、キナバル山または海の眺望が楽しめるキナバル・ウィングの2棟がある。さらにキナバルクラブルームも用意し、こちらはクラブフロアでのチェック・インとチェック・アウト、キナバルクラブラウンジの利用が可能となっている。キナバルクラブラウンジは朝食ブッフェ、ソフトドリンク、イブニングカクテルが揃えられ、さらにはパーソナルコンシェルジュも待機しており、至れり尽くせりの特典が用意されている。
4カ所にあるレストランではアジア料理や洋食、中華、バーベキューなどそれぞれ扱い、他にバーやラウンジが揃う。体内の「気」のバランスを整えることを目的としたスパ「CHI(気)」は風水を取り入れた造りの8棟から成り、プライベートトリートメントルームやスチームルーム、スパなどの施設が用意されている。
また、同ホテルでは様々なプログラムが毎日実施されている。テニスのプライベートレッスンやホテル内のガーデンツアー、マレーシア料理の料理教室、ココナッツの葉を使ったリーフクラフトなどがあり、曜日により実施される内容が異なるので、チェックして参加してみよう。
シャングリ・ラ ラサリアリゾート コタキナバル
次に紹介するのは「シャングリ・ラ ラサリアリゾート コタキナバル」。先に紹介した「タンジュンアル リゾート & スパ コタキナバル」と同じく、シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツパンタイ・ダリット・ビーチに隣接した同ホテルは、なんと東京ドームの約34倍の広さという広大な熱帯雨林に囲まれている。その中には、オラウータンの保護センターやサバ州初の自然保護区があり、ホテルにいながらにしてネイチャーウォークや野生動物の観察ができる。
ゲストルームはオーシャンウィングとガーデンウィングにわかれ、全420室。90室から成る新館のオーシャンウィングは、各客室にバスタブ付きの広いバルコニーがあり、優雅なバスタイムを過ごすことができる。ガーデンウィングの各部屋からは海または熱帯雨林を眺めることができる。レストランは5カ所で日本食も扱い、バーは2カ所に設けられている。
ネクサス・リゾート・カランブナイ
最後に紹介するのが「ネクサス・リゾート・カランブナイ」。コタキナバル国際空港から北へ40kmほどのカランブナイ半島にある。485室ある客室はオーシャン・ウイングルーム、ボルネオ・ウイングルーム、ネクサス・クラブ、ラグジュアリー・ヴィラの4タイプから構成されている。
ネクサス・クラブはスーペリアクラスで、専用クラブラウンジにてチェックイン・チェックアウトが可能で、コンチネンタルブレックファーストやイブニングカクテルが楽しめる。ラグジュアリー・ヴィラは1階建てと2階建てがあり、プライベートプールやジャグジーの付くタイプも用意されている。
また同ホテルで忘れてはならないのが名門ゴルフクラブ「ネクサスゴルフ・カランブナイ」。「第105回マレーシアン・アマチュアオープンゴルフ・チャンピオンシップ2007」の公式開催地となっており、設計は世界的なゴルフコース建築家であるロナルド・フリーム氏が担当している。コタキナバルの大自然をいかした景観を楽しみながら、存分にプレイしてもらいたい。
これらのリゾートホテルは空港からのアクセスがよく、こういった点も小さな子供連れファミリーにはうれしいところ。また、コタキナバルは市街地から少し足をのばすだけで大自然とも触れ合うことができるのも魅力だ。様々なおすすめスポットが集まったコタキナバルで、日々の疲れを癒してはいかがだろうか。