スケジュールを設定して差分バックアップ
HD 革命/BackUpでは、新機能の1つとして、スケジュールが追加された。ここではスケジュールを設定し、差分バックアップをとってみよう。
まず、スケジュールであるが、決められたタイミングでバックアップをとるものだ。ついバックアップをし忘れて重要なファイルを失うといったことを避けることができる。そして、差分バックアップであるが、最初にすべてのバックアップをとる。
そのバックアップファイルを基準として、変更された部分のみをバックアップしていくというものである。バックアップファイルの全体のサイズを小さくすることができ、差分バックアップをとった任意の時点に復元することができる。なお、スケジュール機能を使用する場合には、Windowsのアカウントにパスワードが設定さている必要がある。もし、設定していない場合には、[コントロールパネル]→[ユーザーアカウント]→[アカウントの変更]で、対象ユーザーのパスワードを設定しておく。
まずは基準となるバックアップを行う。Arkランチャーから、[バックアップ]→[ドライブの丸ごとバックアップ(通常モード)]を選択する(図34)。
初めての場合、[新規バックアップ]が選択されている。ここで[スケジュールの設定をする]にチェックを入れてはいけない。入れると、下にあるように毎回フルバックアップとなってしまう。[次へ]をクリックすると、ドライブの選択となる(図35)。
普通は、Cドライブとなる。[差分バックアップの対象とする]にチェックが入っていることを確認しよう。[システムドライブのみ表示]のチェックを外すと、Cドライブ以外が表示される。[次へ]をクリックすると、バックアップ先などの指定となる。
ここでは、Dドライブを選択した。ワンステップバックアップでは、コメントやバックアップファイル名を指定することはできなかったが、通常モードは可能となっている。必要に応じて設定できる。[次へ]をクリックすると、バックアップの確認となる(図37)。
[開始]をクリックしよう。バックアップが開始される(図38)。
図38 バックアップ中 |