次に、インタフェース類を見てみよう。「FMV-BIBLO LOOX U/C30」に用意されている端子類は、ほかのUMPCと比べても極端に少ない。USB2.0端子は1基で、ほかは SD/SDHCカードスロット、CFカードスロット、オーディオ端子類程度とシンプルな構成である。

なかでもUSB端子が少ないような気がするが、あれこれ機器を接続して使うマシンでもないので、特に問題はない。必要であればUSBハブや、USB2.0×4やRGB端子などを利用できるオプションのポートリプリケータ(1万2,600円)を購入するといい。

外部ディスプレイや有線LANに接続する場合は、オプションの変換ケーブルを利用する。Vistaモデルの「LOOX U/B50N」には標準で添付されていたが、「FMV-BIBLO LOOX U/C30」では4,200円で用意されている。

本体左側面。CFカードスロットとACコネクターのみの構成

本体右側面には、オーディオ端子とSD/SDHCカードスロット、USB2.0×1、ボリューム調整ダイアルが配置されている

本体前面には、専用アダプターを接続するための端子が用意されている

バッテリー駆動時間は、内蔵のバッテリパックで約6時間。オプションで用意されているバッテリパック(L)を利用すると、約11.3時間となる。これだけ長時間駆動するなら、持ち歩き似はまったく問題ない。充電にかかる時間は約4.2時間(内蔵バッテリパック)と少々長めだが、ほかのマシンに比べても標準的であると言えるだろう。

標準添付のバッテリーなら、最大6時間駆動する

添付のACケーブル。線は長いが、重量は比較的軽い

付属のスタイラスは、伸ばした状態で99mmの長さ