サムネイルにエフェクトを追加する

続いて、映像編集の醍醐味、エフェクトの追加を行なってみましょう。手順を解説する前に、下記の動画でエフェクト追加の流れや効果をご確認ください。


エフェクトを追加したいサムネイルをクリックして編集モードに変更。画面上部の「エフェクト」ボタンをクリックすると、「エフェクトトレイ」が表示されます。トレイ内の各アイコンにマウスカーソルを合わせると、エフェクトをプレビューできるので、適用したいエフェクトをクリックしましょう。サムネイルにエフェクトが適用されます(複数のエフェクトを適用可能)。

「エフェクトトレイ」の各エフェクトにマウスカーソルを合わせると、自動的にエフェクトの適用プレビューを確認できる

エフェクトを適用すると、プレビュー画面の左側に設定トレイが表示され、ここでエフェクトの調節が可能

エフェクトの種類

  • Blur …… 画面全体をぼやけた感じに
  • Brightness …… 明るさ・コントラストを調整。暗い動画を明るくしたい場合などに
  • ColorChange …… カラーバランスを調整。白黒のレトロ風や、カラフルなアート風に
  • Deinterlace …… TV画面風の走査線(櫛状ノイズ)やちらつきなどを除去
  • Edge …… 輪郭を線にして強調し、それ以外をカットアウト
  • Threshld …… 指定色を強調し、サインペンで塗ったようにする

テキスト素材を作る

動画にテキストをのせたい――そんなときはどうすればよいでしょうか。

まずは画面上部の「アート」ボタンからテキストサムネイルを作成可能です。これはあとからタイムライン上で任意のサムネイルに重ね、動画上に文字を表示することができます。

画面上部の「アート」ボタンからテキストサムネイルを選択

エフェクトトレイの「テキスト」で文字の大きさや色、「影」でドロップシャドウ(陰)の有無を調節可能

テキストフレームサムネイルという機能もあります。テキストサムネイルとの違いは、テキストに背景アートが付加される点です。背景アートはエフェクトトレイの「背景」から変更できます。背景はマウスオーバーでプレビュー再生、クリックするごとに適用、左右反転、上下反転、元に戻る、という動作が行なえます。

テキストフレームサムネイルはエフェクトトレイで背景グラフィックなども変更可能。グラフィックだけ使用したい場合は、最初に表示されているテキストを削除すると、グラフィックだけのサムネイルとして利用できる