Processing のセットアップ

JavaScript版では、JavaScriptのライブラリとWebブラウザさえがあれば、メモ帳を使って開発することができます。しかし、本家Processingの方が開発用のエディタも用意されていてオススメです。英語版しか用意されていませんが、インストールもアーカイブを解凍するだけなのでそれほど難しくありません。はじめに、ダウンロードからプログラムを実行するまでの手順を紹介します。

1.アーカイブを入手する

Processingは以下のProcessingのWebサイトよりダウンロードすることができます。日本語のページはまだ用意されてないものの、ページの真ん中あたりに、[↓Linux]、[↓Windows] など OS を選択するボタンが用意されているので、自分の使っているOSを選んでダウンロードします。

Processingのダウンロードページ

Windows版には、Javaのランタイムの有無で二種類用意されています。Processingの実行には、Javaの実行環境(JRE)が必要になります。よく分からない人は、[Windows]のボタンからダウンロードすれば間違いないでしょう。JREがインストール済みの人は、[Windows (Without Java)]のボタンからダウンロードします。(JREを含むバージョンは60MB、なしバージョンは27MB程度)

2.ZIPファイルを解凍する

Windows版では、ダウンロードしたファイルは、ZIPファイルになっています。Windows の人は、解凍ソフトを入手して、ZIPファイルを解凍します。

Mac OS X の場合は、dmg 形式で配布されているので特別なソフトは不要です。

ファイルを解凍すると、次のようなディレクトリ構成になっています。

ZIPファイルを解凍したところ

・processing.exe ... Processing 本体
<examples> ... Processing のサンプル
<reference> ... HTML形式のマニュアル
<lib> ... Processing で使われるライブラリ
<libraries> ... Processing で使われるライブラリ
<tools> ... ツールなど