手順(5) 雛型を確認する

ここまでの作業で、Aptana が親切にさまざまな雛型となるファイルを生成してくれます。ちょっと見てみると、メインファイルとなる Test1.html や AIR固有の機能を利用するために必要な AIRAliases.js などが生成されています。

AptanaがAIRの雛型を作っているのを確認できます

手順(6) 雛型を書き換える

それでは、雛型を書き換えてみましょう。Test1.html を以下のような簡単なHTMLに書き換えます。これは、「Hello!」というメッセージを画面に表示するHTMLです。

<html><body>
<h1>Hello!</h1>
</body></html>

手順(7) 実行ボタンを押す

雛型を書き換えたら、Aptanaの上部にある実行ボタンを押して実行してみましょう。

雛型を書き換えたら、実行ボタンを押します

すると、AIR のウィンドウが表示され、画面に「Hello!」と表示されているのが確認できます。

実行ボタンを押すと、ウィンドウが起動して画面に「Hello!」と表示されます

HTMLタグだけでアプリが完成した!!

ここまでで簡単な AIR アプリケーションを作成する手順を紹介しました。Aptana を使えば、簡単な HTML のタグを書いたものが、そのままウィンドウを持つアプリケーションとして作成できるということが分かったと思います。

ここでは、HTMLのタグをべた書きしましたが、お気に入りのHTMLエディタを使って画面を作っておいて、そのソースをそのまま Aptana に貼り付けて実行することでも、同じようにデスクトップアプリケーションを作ることができます。

この後は、せっかくなので、AIR の機能をフルに生かしたアプリケーションを作ってみます。