幅広い動作環境を提供
Adobe AIR の動作環境は、Windows / Mac OS X / Linux と主要なデスクトップ環境です。また、Adobe は、携帯電話やテレビ、PCとあらゆるデバイスでFlash/AIRが動くようにするという戦略「Open Screen Project」を発表していますので、今後、より多くの端末でAIRが動くようになるでしょう。実際、Adobe Flash Player は、既に多くの携帯端末で動作するようになっていることを考えると、AIR も同じように普及するのではと期待が持てます。
HTMLエディタで作った画面がそのままアプリケーションに!
Adobe AIRを使えば、誰でも簡単にデスクトップアプリケーションを作ることができるのです。なぜなら、簡単な、HTML文書がそのままアプリケーションになるのです。HTML 文書を作るには、何が必要でしょうか。簡単なタグさえ知っていれば、メモ帳でも書くことができますし、ワープロ感覚で使えるHTMLエディタを使うこともできます。特別な機能を使わないなら、Adobe AIRのために、何か新しいことを覚える必要はなく、既存のツールを利用してアプリケーションを作成できるのです。
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Dreamweaver でデザインした画面がそのままアプリケーションに!! |
Adobe AIR アプリの作り方いろいろ
AIRが面白いのは、AIRのアプリケーションを作る方法がいくつも用意されていることです。HTML ベースのアプリケーションでは、DreamweaverなどのHTMLエディタで作った画面をそのままアプリケーションにすることができます。
HTMLベース(HTML/CSS/JavaScript)
| Adobe Dreamweaver CS3 + AIRプラグイン |
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| Aptana Studio + AIRプラグイン |
| 任意のテキストエディタ + AIR SDK |
Flashベース(Flash 又は Flex)
| Flash CS3 + AIRプラグイン |
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| Flash Develop + AIR SDK |
| 任意のテキストエディタ + Flex SDK + AIR SDK |
これらの開発ツールを見ていくと、Adobe製のツール以外は、ほぼ無料で提供されているという点も見逃せません。というのも、Adobeが、AIRのためのSDKをフリーで公開しているので、これを利用したツールが多く提供されているのです。フリーのツールだけを利用しても、十分に業務で活躍できるアプリケーションを作ることができます。好きなツールを利用して開発ができるのが嬉しい点です。
