アニメーションの基礎知識
アニメーションは多くの画像を連続的に切り替えることで動きを表現します。アニメーションを構成する画像の1枚1枚のことを「フレーム」と呼びます。また、画像をどのぐらいの速さで切り替えるか、その速度を「フレームレート」と呼びます。フレームレートは1秒間に表示するフレーム数で表し、fps(Frame Per Second)という単位を使います。
例えば、飛行機が画面を左から右に移動する1秒間のアニメーションを考えた場合、3フレームの画像を3fpsで再生しても、30フレームの画像を30fpsで再生してもどちらも1秒間になります。ただし、この場合前者よりも後者の方がスムーズな高品質のアニメーションになります。
アニメーションを作成する場合、このようにフレーム数とフレームレートがクオリティに大きく関わってきます。ただしフレームレートが高くなると実行時のCPUの負荷が高くなります。Web Effectではデフォルトのフレームレートは24fpsに設定されています。映画のフレームレートが24fpsなので、高品質のアニメーションを作成するのに十分な設定と言えます。
フレームレートの設定は[修正]-[ムービープロパティ]で変更できます。
ムービープロパティではフレームレートの他、ステージカラーやステージサイズも変更できます。