HD革命/DISK Mirror Ver.2は、同期がスタートすれば、ユーザーが触れる部分はほとんどないといってもよいくらい自動化されている。ここでは、同期の一時停止とシステムドライブのコピーについて解説する。

同期の一時停止

タスクトレイのHD革命/DISK Mirrorアイコンを右クリックしてメイン画面を表示する。

HD革命/DISK Mirror ver.2のメイン画面

ノートPCなどで、USB HDDを取り外す必要がある場合には、[同期を一時中断する]をクリックする。すると次のようなメッセージが表示される。

USB HDDの取り外し

さらに、確認のメッセージが表示されるので、[OK]をクリックすることで、USB HDDを外すことができるようになる。USB HDDを外した状態では、次のようになる。[同期を一時中断する]ボタンがない。

同期を一時停止中のメイン画面

この状態で、再度USB HDDを接続すると自動的に同期が始まり、次のようなメッセージが表示される。

再同期完了

メイン画面の一番下には、[全ての同期を停止する]というボタンがある。これを選択すると一切の同期が行われなくなり、同期をするには、最初から設定をやり直す必要がある。

システムドライブのコピー

次にシステムドライブのコピーである。システムドライブの同期は、指示がない限り行わない。一般的なRAIDなどのミラーリングでは、常時、同期をとっている。したがって、誤った情報も同期されてしまうのである。必要に応じて同期することで、システムドライブの不具合を回避することができる。

とはいえ、システムドライブの同期がまったく不要ということもない。そこで、手動で同期を行う[今すぐシステムドライブの同期を行う]と、スケジュール設定が用意されている。[今すぐシステムドライブの同期を行う]はあえて説明の必要もないであろう。[設定した日時にシステムドライブの同期を行う]では、次のように同期を自動的に行うスケジュールを設定できる。

同期スケジュールの設定