太陽をターゲットにして、[表示] → [惑星] → [拡大率] → [拡大3] にして、適度に距離をとってみたのが図16です。この状態で [時刻] を[1日] などに設定して、[3] [4] キーで時間を操作すれば、太陽系の惑星が太陽を中心にして自転しながら公転してゆく様が観察できます。

太陽光に照らされながら動く惑星群の美しさは必見です。天体の大きさは等倍ではありませんが、同じ比率で拡大されていますので、例えば地球と比べたときの土星や木星の大きさの違いがよく分かりますし、地球との公転周期の違いなど、視覚的に学習になることも多いでしょう。

皆既日食などの現象も、このソフトを使えば分かりやすく説明することができます。2009年7月22日午前11時前に、日本では屋久島あたりで皆既日食が見られることが分かっています。[時刻] → [時刻の設定] から、時刻を2009年7月22日午前11時に設定してみましょう(図17)。

[時刻]の設定を[1日]にすると、地球が自転していないかのように感じられるので、その場合は4時間などにしてみてください(図16)

時刻の設定画面では、カレンダーを使って簡単に目的の日時を設定することができます(図17)

メインの操作画面に戻ったら、ターゲットに地球を選んで画面中央に表示させます。月の影が地球に映る様子が再現されていますので、操作キーを使って様々な観点から観察することができます(図18)、(図19)。

太陽を背に受ける位置で、月の向こうに地球を表示させています。日本列島の間近に月の影が落ちているのが確認できます(図18)

地球の背後からのアングルです。手前に地球、その向こうに月、奥に太陽がある位置関係です(図19)