安くて良い。それ以上何が必要か?

α200は好ましいカメラである。びっくりするような特長はないが、安定していて使いやすい。ファインダーの広さや画像の安定感など優れたところもある。情報表示を含め、操作についてもほとんど迷わずに使えるはずだ。

冒頭にも書いたが、α200の最大の武器はその価格だろう。しかし安いだけのカメラではないことは確認できた。メーカーが本気にシェアを取りに来るなら、いいかげんなものは作らないものだ。"いいものが安く手に入るのだから、喜んで誘いに乗ろう"と思う人もいるはずだ。私もそれに賛成する。

逆光で鈴なりの梅の花を撮影。ハレぎみになっているが、かえって立体感が強調された
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 60mm(90mm相当) / 絞り優先AE、補正-0.3EV(F7.1、1/160秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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結ばれたたくさんのおみくじ。紙の質感がいい
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 70mm(105mm相当) / 絞り優先AE、補正+0.7EV(F11、1/125秒) / ISO 125 / WB:オート / CS:スタンダード
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湯島天神の絵馬
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 45mm(67mm相当) / シャッター速度優先AE(F5.6、1/4000秒) / ISO 400 / WB:オート / CS:スタンダード
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お守りに光が当たっていた
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 70mm(105mm相当) / 絞り優先AE、補正-0.3EV(F5.6、1/400秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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湯島天神の境内内にある稲荷神社にて
DT 18-200mm F3.5-6.3 / L+Fine(JPEG) / 90mm(135mm相当) / 絞り優先AE、補正-0.7EV(F5.6、1/160秒) / ISO 320 / WB:オート / CS:スタンダード
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昔ながらの郵便ポスト。相当に傷んでいた
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 60mm(90mm相当) / 絞り優先AE(F5.6、1/160秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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なぜか猫には嫌われる。300mmの望遠で撮影
APO 100-300mm F4.5-5.6(D) / L+Fine(JPEG) / 300mm(450mm相当) / 絞り優先AE(F5.6、1/160秒) / ISO 300 / WB:オート / CS:スタンダード
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不忍池
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 18mm(27mm相当) / 絞り優先AE(F5.6、1/500秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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湯島天神近くのお土産屋台にて
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 30mm(45mm相当) / 絞り優先AE、補正+0.3EV(F5.6、1/320秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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写真もいいが、絵を描くのも楽しそう
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 70mm(105mm相当) / 絞り優先AE(F5.6、1/250秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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SL。もう少し露出を絞ったほうが鉄の質感が出るかもしれない
DT 18-70mm F3.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 70mm(105mm相当) / 絞り優先AE(F16、1/15秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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11mmの広角で撮影。マイナス補正でα独特の色になった
DT 11-18mm F4.5-5.6 / L+Fine(JPEG) / 11mm(16mm相当) / プログラムAE、補正-0.7EV(F10、1/200秒) / ISO 100 / WB:オート / CS:スタンダード
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テスト撮影: 川上卓也 (Mediart)
作例撮影: 浅山実哲、加藤真貴子 (WINDY Co.)
レポート: 西尾 淳 (WINDY Co.)