東京放送(TBS)と三井不動産は4日、東京・赤坂の東京放送社有地内に完成した複合施設「赤坂サカス」を報道陣や関係者に公開した。赤坂サカスはすでにあるTBS放送センターに加え、39階建てのオフィスビル、レジデンスタワー、ライブハウス、劇場などからなり、昼間人口約1万5,000人の新しい文化の街が誕生する。グランドオープンは3月20日。
林英哲の和太鼓ライブで始まった発表会
3月4日13時30分から、赤坂サカス内に完成したライブハウス「赤坂BLITZ」で行なわれた記者発表会には、約1,500名の報道陣や関係者が詰めかけた。立ち見も出るほどの盛況ぶりが、東京の新しい名所スポットへの関心の高さをうかがわせる。
オープニングは、林英哲&英哲風雲の会のメンバー7人による和太鼓の落慶奉納演奏「七星」。場内が和太鼓の重低音に包まれる。エネルギッシュな激しいバチさばきが集まった人々を魅了するとともに、赤坂BLITZの音響効果の良さを十分堪能させた。ちなみに、赤坂BLIZTはステージと客席を特殊な強化ゴムの上に載せる設計で、ACTシアターなど隣接施設にまったく音漏れがしない防音構造を実現している。
演奏に引き続いて行なわれた説明会には、東京放送赤坂サカス推進部長の來住(きし)尚彦氏、赤坂BLITZ支配人の熊谷信也氏、赤坂ACTシアター支配人の河出洋一氏、三井不動産商業施設本部アーバン事業部事業推進グループ長の小島浩史氏が出席。それぞれの立場から、赤坂サカス開発にかけた思いを熱く語った。
発表会終了後は、内覧会が催され、発表会の会場となった赤坂BLITZのほか、隣接する赤坂ACTシアター、赤坂Bizタワー内のショップス&ダイニングが公開された。では、さっそく東京の新名所へ、皆さまをご案内しよう。