Jeremy Ho氏による基調講演

優秀作品の発表および表彰式は、まず審査員の紹介から始まった。審査員はいずれもFreescaleのメンバーである。審査員を代表し、Grobal Sales and MarketingのDirector of Consumer and Industrial Asia Pacificを務めるJeremy Ho氏が挨拶を行った。

基調講演を行うJeremy Ho氏(Director of Consumer and Industrial Asia Pacific, Grobal Sales and Marketing)

Jeremy Ho氏によるプレゼンテーション

Jeremy Ho氏はFreescaleの全体像を大まかに紹介した後、自動車向け半導体では世界トップ、マイコンでは世界第2位の半導体ベンダであることをアピールした。そして今回のマイコン開発コンテストの意図の説明を行った。加速度センサを使うといつでも、動きや振動などを測定できるようになる。新しいセンサ入力技術の開発を促すとともに、計測技術のマイコンに対する新たな要求を汲み取ることが、センサとマイコンの組み合わせを課題に選んだ大きな理由だという。

Freescale Semiconductor(ワールドワイド)の概要。2006年の売上高は63億6000万米ドル。30カ国を超える地域に拠点を持ち、2万4000名の従業員を抱える

Freescaleの半導体製品と市場における位置付け - 制御回路の構成要素であるセンサ、マイコン、アナログのすべてを供給する

「マイコン設計応用コンテスト」の概要

「マイコン設計応用コンテスト」の流れ