LOST PLANET EXTREME CONDITION
「アンチエイリアス・Furの品質:なし」&「4X異方性フィルタリング」&「その他の設定すべて高」という条件(パターンA)と、「4Xアンチエイリアス・16X異方性フィルタリング」&「影の品質・Furの品質:DX10」&「その他の設定すべて高」という条件(パターンB)の2通りでテストを行っている。画面解像度は、16:10のものを優先的に選択。
Call of Duty 4
Call of Duty 4には、ベンチマーク機能がうまく動作しなかったため、「FRAPS」を使って、実際にプレイした状態でのfpsを計測している。2通りの条件は3DMark06と同じ。
S.T.A.L.K.E.R.
「Full Dynamic Lighting」にしてHDRをフルに使用(ディテールはMaximum設定)。ただし、このゲームは3Dエンジンの仕様上、アンチエイリアスが適用できないため、テスト条件は解像度のみを変化させている。
この手のテストはテストする対象によって得手不得手が変わるものだが、今回のテストはGeForce 8800 GTがすべてのテストで勝利するという、ATI Radeon HD 3800シリーズの検証としてはあまり面白くない結果になった。直接のライバルとなるべき動作クロックの高いATI Radeon HD 3870がGeForce 8800 GTに肉薄しているものの、メモリバス幅の狭さなどが災いしてか、今一歩及ばなかった感じに見える。
3DMark06の結果のもとにした性能分布は、GeForce 8800 GTを1とした場合、ATI Radeon HD 3870が0.93、ATI Radeon HD 3850が0.85といったところ。3者の性能比差はほぼ10%間隔といった感じだ。S.T.A.L.K.E.R.ではランダムなタイミングで極端にスコアが落ちるケースも見られた。ATIの初物はこうでなくちゃいけないという悦びも感じたりするが、同時に今後のチューニングにも期待したい。