葉・ハシゴ・犬

葉はデジカメの画像を取り込んで利用する。「ペイント」ツールの「My Tectures」で、「New Texture」を指定して画像を取り込む。取り込む画像は、jpeg形式やTarga形式などが可能だ。家のフェンスに透明な部分をもつ画像を使ったが、Targa形式では、透明な部分のある画像が簡単に作れる。

参考画像。デジカメで撮影したこの画像を、フリーのグラフィックソフトGIMPを使って不要な部分を消しゴムなどで消し(白や黒に塗るのでなく、透明に「消す」)、Targa形式で保存すれば完了。

参考画像。使用した画像。黒く見えるところが、透明に扱われる。

適切な大きさの長方形を作り、画像を張り込む。大きさや位置を整えるために、画像の上で右クリックし、「Texture → Position」を選択する。

1つ分の画像の四隅に、ピンが出てくる。赤いピンを移動して左下の位置をあわせ、以下、必要に応じて、緑のピンで回転し、黄色いピンで遠近による歪みを調節し、青いピンで上下の歪みを調節する。

調節完了。長方形に1回のみ画像が現れた。葉っぱをポリゴンで作ると、データが非常に重くなるので、この平面を利用してどこからみても葉っぱのように見えるモノを作る。

平面をいくつかコピーし、図のように配置する。これで、とりあえずしげった葉っぱのように見える立体的なモノ作りが完了。

葉っぱの立体を、木にコピー/ペーストする。同じものをいくつも使うので、コンポーネントに登録するため、メニューバーから「Edit → Make Componet」を選択する。

登録名を入力して「Create」をクリック。

コンポーネントに登録すると、ドラッグで、簡単に取り出せる。場所を微調整したら、とりあえず完了。あとは、見てくれの調節。

葉っぱを囲むフレームを、メニューバーの「View → Edge Style → Display Edges」のチェックをはずす。

メニューバーから「Window → Style」を選択する。手軽に妥当なところとして「Assorted Styles」から選択したのが、今回の最終形のパターン。

コンポーネント登録されていて、ドラッグするだけで使用可能な犬があったので、追加。わんこは「尺度」ツールで大型犬になってもらった。

コンポーネントにハシゴも発見。ただし、短すぎたので、3つをつなぎあわせてグループ化して使用。これで完成だ。