今後の可能性を探る
簡単ではありましたが、実際に1つのプログラムを作り動かしてみました。仮想世界であるものの、プログラミングという行為を通して「自分の作ったものが指示した通りに動く」面白さを体験することができたと思います。
今回プログラムを作っていて思ったのは、「なかなか思い通り動かない」ということでした。何度も何度もパラメータを調整したり、命令の使い方を調べて実験してみたりと、時間を掛けて作ることになりました。こうした苦労をするのも、プログラミングを学ぶ上の重要なステップです。思い通りの動作を実現できたときの喜びや達成感は格別です。
Second Lifeの様々なオブジェクトは、小さなプリムの積み重ねでできていますが、プログラミングもこれと同じで、1つ1つの命令の積み重ねで成り立っています。現実世界のいろいろな事物を、仮想世界で実際に作ってみることができるのが、Second Life最大の魅力だと思います。ぜひ、実際に手を動かして何かを作ってみることをお勧めします。
今のところ、スクリプト中で日本語が利用できないので、初めてプログラムを作る場合には、ちょっと不便だと思うかもしれません。しかし、これは、もうすぐ発表される日本語正式版では、修正されているのではないかと期待しています。