左側面には「ワンプッシュオープンボタン」「プッシュトークボタン」がある。D903iTVのクレードルは、本体を横にした状態でセットするため、この面に充電端子がある。また、microSDカードスロットもこの部分にあるが、フタはボディと同じ色・質感なので、目立たないようになっている。

右側面には「イヤホンマイク端子」「プロテクトキー」「TASKキー」「TVキー」がある。「イヤホンマイク端子」はスライド式で、開けた時も目立たず、邪魔にならない。後述するが、ワンセグ視聴時にはここにアンテナを取り付ける。

左側面。向かって左が上となる。左から「ワンプッシュオープンボタン」「左スピーカー」「プッシュトークボタン」「microSDメモリーカード挿入口」「充電端子」

右側面。向かって右が上となる。右から「ワンセグアンテナ/イヤホンマイク差込口」「右スピーカー」「プロテクトキー」「TASKキー」「TVキー」。「ワンセグアンテナ/イヤホンマイク差込口」にはスライド式カバーが使用されており、プラグを差し込んでいる間カバーが邪魔になることがない

「プロテクトキー」は1秒以上押すことで、スライドを閉じた時にキーを無効にすることができる。このプロテクト機能が有効になっている時は、スライドを開くとキーが動作できるようになり、閉じるとキー操作が無効になり、同時に画面も消える。ちょうど折りたたみ型の携帯電話を閉じた状態にできるわけである。

「TASKキー」は、同時に複数の機能を利用する「マルチタスク」機能を使う時やタスクの切替に使用する。待ち受け画面であれば、「音量設定」や「マナーモード」の設定/解除といったメニューを表示できる。

「TVキー」を1秒以上長押しすることでワンセグ視聴ができるが、短く押すと伝言メモ機能を起動することができる。また、撮影時にはシャッターキーとしても利用される。

ボディ裏面には、「カメラレンズ」「接写切替スイッチ」「カメラランプ」がある。Felicaマークは目立たないがカメラランプの脇に記されている。レンズ部分には窪みが作られており、レンズ面が傷つかないようになっている。なお、カメラランプはカメラが動作していることを示すだけの機能しか持っておらず、撮影用の照明は用意されていない。

ボディ裏面。カメラレンズとマクロ切替、カメラランプがある。カメラランプは動作を示すもので、撮影用の照明ではない。カメラレンズは窪んでいるので、傷が入りにくい構造となっている