2回目の打ち上げ挑戦日、今度は自転車で行く!
次の打ち上げ日については「3月13日以降」と発表されたので、筆者は一旦、翌日に帰宅。4日間くらいの延期なら、種子島なら居残るところなのだが、比較的フットワーク軽く戻ることができるのも、カイロスの打ち上げ見学の良いところかもしれない。
そして再び迎えた打ち上げ当日。前回は計画通り電車で行ったので、せっかくなら別の方法も試そうと思い、今度は自転車で行くことにした。紀伊勝浦駅前の観光案内所では、電動アシスト自転車のレンタルが行われている(事前予約が可能)。また輪行できるようなら、自分の自転車を持ってきても良いだろう。
ちなみに筆者は、泊まっている民宿のご厚意により、電動アシスト自転車を借りることができた。紀伊勝浦駅から見学場までは、国道42号で12kmほど。海岸沿いの道でアップダウンが多く、50過ぎのおっさんには厳しいのだが、電動アシスト付きなので楽々である(それでもまあまあ疲れた)。
道中には、何カ所かトンネルがあるが、最後の1つ以外には迂回路があったので、そちらを通った。やや遠回りになってしまうものの、高い場所からの眺めも楽しめるので、時間と体力に余裕があればオススメだ。
道中の景色が素晴らしく、ちょくちょく撮影で止まったので少し余計に時間がかかったが、1時間ちょっとで見学場に到着。見学場には、自転車やバイク用の駐輪場があるので、そちらに寄ってから、再び見学場へ入った。
今回は平日なので、前回に比べると、やはり観客は少ない。ちなみに前回は気がつかなかったのだが、この会場では、港の方でも見ることができるとのこと。イベント感は無くなってしまうものの、グラウンドよりも200mほど射点に近いので、打ち上げだけを楽しみたいのであれば、こちらが良いかもしれない。
一方グラウンドの方は、前回と違い、大型スクリーンは設置されず。ステージイベントも無く、静かに打ち上げの時間を待つ。しかし、今度は定刻通りに打ち上がったものの、会場から見えたのはロケットの爆発であった。
筆者は今回、「小学校の向こうから飛び上がるロケット」という印象的なシーンを撮影することをミッションにしていたのだが、いきなり爆発してしまったので、残念ながらロケットは見えないまま。この撮影は、また次回に狙うことにしたいと思う。次はきっと成功してくれるだろう。
なおVRChat内での予測との比較も、そういうわけで今回はできなかったのだが、爆発後の煙の位置からすると、予想よりも少し左側だったかもしれない。ちなみに帰宅後、初号機のフライトも入れ、再現できるようにしておいたので、VRChatのアカウントを持っている人は試してみて欲しい。
筆者作のVRChatのワールド