実用性のあるものも作ってみたい! お役立ちグッズ編

「Thingiverse」には、実用的なちょっとした小物も数多く投稿されている。ここで筆者が見つけたのがランプホルダーだ。ガラス製のものはよく見かけるが、筆者の家のランプはLED。となれば、3Dプリンタ製のランプホルダーでも問題ないはずだ。

複雑な面を組み合わせた外形だったこともあって、プリント時間は長くかかったが、できあがったのは、ゆがみがまったく感じられないシャープなものだった。さらに半透明のフィラメントと内部構造を作ることができる、3Dプリンタならではの特長が活かされ、絶妙な透け感のある魅力的なランプホルダーとなった。

フィラメントの色には、半透明だけでなく22色のバリエーションがある。さらに筆者は、スマホスタンド(True Purple)とペン立て(True Yellow)をプリントしてみたが、それぞれ無塗装とは思えない鮮やかなカラーで出力された。

完成したランプホルダー。透け感があるのがわかるだろうか

「MakerBot Replicator Mini」は、知らない誰かが生み出したアイデアを、ネットワーク経由で立体物として造型するという、ちょっとした未来感覚を味わわせてくれる存在だ。

3Dプリンタは、アメリカでは教育機関に広く浸透しており、若い世代に限らず、幅広いユーザに活用されている。今後は日本においても、「MakerBot Replicator Mini」のような親しみやすい製品が現れることで、3Dプリンタによるアウトプットを気軽に楽しめるような未来は、そう遠くないのかも知れない。

3DCADをまったく触ったことがない方でも、今後触る予定がなかったとしても、気軽に3Dプリンタの世界を楽しめる、この製品に注目したい。

MakerBot Replicator 3Dプリンタで造形したカラフルなプリントモデル。MakerBotウェブサイトはこちらから

3Dプリンタに関するアンケート調査協力のお願い

マイナビニュースでは、「3Dプリンタ」についてのアンケート調査を実施しております。 ご協力頂ける方は、下記概要をお読みになり、設問にお答えください。

□アンケート調査概要

アンケートにご回答いただいた方の中から、
抽選で1名様に「Makerbot Replicator mini」を、抽選で5名様にギフト券1000円分を差し上げます。

募集期間:2014年10月23日(木)~2014年12月1日(月)
応募方法:アンケートページより、必要な情報をご記入いただき応募。
当選発表:2014年12月下旬までに、当選者様にはメールにてご連絡。